2013年12月14日土曜日

キャロライン・メイス『7つのチャクラ』

『7つのチャクラ (サンマーク文庫)』
ここしばらくせっせと読んでいた本です。キャロライン・メイスのチャクラに関する書籍はとてもよく知られていて、ほぼクラシックと言ってよいと思います。私もこの本自体は何年か前に一度図書館で借りて読んでいたのですが、最近改めて文庫を購入し、読み直して色々発見がありました。

今やチャクラについての説明をする必要は殆どなく、多くの人が人間の身体の中心線上にある7つのエネルギーポイントであることを知っています。そして、それぞれのチャクラの大体の解釈も知っていますね。この本は、そこからもう少し踏み込んだ各チャクラの解釈が書かれているので、一般的なチャクラ解釈から更に理解を深めることができる感じです。

例えば第一チャクラが肉体や生存と繋がっていることは、一般的な解釈として多くの人が知っていると思いますが、キャロライン・メイスはこの本で第一チャクラを同族、国家、集団、倫理基準、民族、血縁、尊厳などの言葉で説明していて、なるほどこのあたりの意識が希薄になると第一チャクラも弱くなる訳か・・・と思いましたし、また、彼女の言う「人間の考える“正義”には限界があることを知る」ことは、第一チャクラのネガティブな側面に取り込まれないために必要な認識であるのもうなづけます。

これからリーディングの場で更にチャクラのバランスや記憶の痛みがどこに強く残っているかに注目していきたいと思っているので、とても参考になる内容でした。