2013年11月25日月曜日

トム・ブラウン・ジュニア「ヴィジョン」

今トム・ブラウン・ジュニアの『ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)』という本を読んでいて、これがとにかく面白いです。著者のトム・ブラウンは白人ですが子供の頃から17歳までリアン・アパッチ族のシャーマン、ストーキング・ウルフ(グランドファーザー)から様々な教えを受けた人で、その時の体験がつづられています。

「凄い人」「本物」をルポルタージュを読むような感覚で知ることが出来る興味深さは、今まで読んだもののなかでは、『メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道』に匹敵する内容だと感じます。ただ、こちらの『ヴィジョン』は内容がとても硬質なため、大人になってからのトム・ブラウンの脚色が多分にあるだろうとは思いますが。

文庫なんですが結構字が小さくて、早くこの本を紹介したかったのですが今やっと三分の二ほど読み終えたところです。今日ちょうど読んでいた章を抜粋します。

「グランドサン、純粋なセレモニーで呼び出されたスピリットを恐れることはない。彼らは私達の指導者(ガイド)としてやってくる善良なスピリットなのだ。おまえたちはこのセレモニーがヒーリングのパワーをもたらすことを、そして、スピリットの世界のパワーを目撃した。そして、神聖な道具は一切使わず、心と信念のみのパワーによって行われた。このようなスピリットやエネルギーはすぐ近くに存在するのである。それは、全てのものに生ける精霊や命の力の一部であるから、必要なときには彼らを呼び出しなさい。これは決して私のパワーではない。信念のパワーであり、兄弟である友人を癒すために使うパワーなのだ。しかし、誰も不思議に思うことがないように、人の目に触れずに行いなさい。このようなパワーに値しない人間や信じないものに対しては決して見せてはならない」
(Vison13 セレモニー 必要なときにスピリットを呼び出しなさい)

「(フクロウが死の前兆を伝えることがあると教わって、フクロウを見ることを過剰に怖がり出した子供のトム・ブラウンに対し)私たちと同じように、自然の存在はすべて二元性(ドゥアリティー)の命を生きている。物質的な面とスピリチュアルな面だ。動物が物質的な体で生活しているときは、日々の日課をこなしているときである。しかしながら、もし、スピリチュアルな意識をもって私達に近づいてきたら、それは造物主、または、創造の世界が何かを知らせるために送った前兆なのだ。フクロウが通常の日課をこなしているときは前兆ではないが、場違いな行動をとったときには何かを知らせようとしている。誰かについて、特に死期の近い人の話をしている時にフクロウが現れたら、それは死の兆候(サイン)、前兆なのである」

「フクロウを見ることなく、森のなかで生活するなんて不可能ではないか? 真実の半分しか知らないと、愚かな行動を招くことは理解したかな? この世の中には、すべてが兆候や前兆だと思い込んで生きている人間がいる。中には異常な狂気で信じ込み、恐怖で麻痺している者までいるのだ。兆候や前兆は非常に特別なもので、造物主や創造の世界がコミュニケーションをはかろうとしているとき以外には現れることはない。通常、答えを探すために自分の内面をしっかり見つめていないようなときに前兆は送られる。生きるペースを落とし、周りに注意を払い、自分の心を探るようにと、偉大なる精霊が語りかける方法なのだ。差し迫った必要性以外に、自分の心とスピリットに従って生きているものには兆候や前兆は必要ない」
(Vision14 前兆 非常にパワフルな警告または教え)

いやー、凄い内容です。たまたま今読んでいる章がとてもスピリチュアルですが、全体を通して伝わってくるのは、人間としての生を地球と切り離すことなく生きるとはどういうことか…であるように思います。全て読み終えたらまた改めて感想を書きたいと思います。

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